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京都国際映画祭×お笑いステージ『SDGsってなぁに!?~認知症予防について考えよう!~』で、アインシュタイン・稲田も学ぶ!

2019年10月19日(土) レポート

10月19日(土)、イオンモール京都桂川1階『月の広場』で、『SDGsってなぁに!?~認知症予防について考えよう!~』が行われました。同日開かれた『SDGsってなぁに!?~フードロスを考えよう!~』に続いて、今回のテーマは認知症予防。ゲストとして登壇した河本準一(次長課長)、銀シャリ、アインシュタインらも、SDGsについて学びました。

まずはMCのキクチウソツカナイ。が、ゲストの河本、銀シャリ、アインシュタインを呼び込みます。河本は、吉本興業が関わったころからSDGs関連の仕事をやっているとアピール。銀シャリ・橋本も負けずにSDGsに関する漫才を作ったりしていると話します。続いてアインシュタイン・河井が「今日はお年寄りの人を連れてきました」と話すと「そうなんです」と否定しない稲田。その様子に会場は笑いに包まれます。

そして、まずSDGsについてステージ上のモニターに「持続可能な開発目標」と映し出されます。河本は地球を人に例えて、熱が続いていてダルい状態、それをちょっとした心がけで治していく、例えばコンビニのお箸とスプーンを持ち帰らずに、自分のものを使いましょうというようなことで変わっていくと話します。キクチが世界を変えるための17の目標が定められていることなどを説明すると、すかさず銀シャリは「貧困を無くしてきました」と豪語し、笑いを取ります。そして17の目標のうち、3番目の目標「すべての人に健康と〇〇を」の〇〇は何なのかというクイズを出すと、会場からすぐに「福祉」と正解が。銀シャリ・鰻から吉本グッズがプレゼントされました。

続いて吉本興業もSDGsに取り組んでいることを紹介。ブラックマヨネーズ、ミキの京都出身コンビが、「じつは、○○○」をコンセプトに『SDGs』と『公共交通利用促進』をPRする動画を京都市と共同制作したことを伝え、2組がそれぞれ出演する動画が流されました。

そして、イオン株式会社 環境・社会貢献部 部長 鈴木隆博氏がSDGsに関連する『認知症』についてプレゼンを行います。鈴木氏はイオンの認知症への取り組みを紹介。まず65歳以上の人口が増えることを何化社会というかというクイズを出題すると、会場の小さな女の子が「高齢化!」と正解。鈴木氏は認知症とは脳の病気によって生活に支障が出ている状態のこと、と定義を説明。2012年で約462万人で65歳以上の7人に1人、2025年には約700万人、65歳以上の5人に1人になると言われていると発表しました。

店舗での取り組みとして、シニアの方をターゲットにした店作り、医療機関を集めたメディカルモールの機能を備える、店舗内で健康チェックやリハビリができるようなサービスを提供していると話します。ほかにも店舗内を歩くモールウォーキングについても説明。会場のイオンモール京都桂川を1階から3階まで歩くと約1700mになることを明かしました。

さらに専門家に来てもらったり、認知症の方、ご家族の悩みを共有できる場を提供していると説明。2007年から認知症サポーターキャラバンに参画しているとのことで、認知症サポーターという資格を持ったスタッフがいることに加え、京都桂川はオープン前に従業員が対象になり、認知症サポーター養成講座を受講したことを明かします。さらに京都桂川では毎月一回、地域包括支援センターのスタッフが定期的に出張教室を開催していることにも触れました。ほかに認知症サポーターキャラバンのロゴマークのロバに関するクイズも出題。最後に鈴木氏は、認知症をまずは正しく知ることが大事と考えていると話し、従業員が正しい知識で対応できるよう今がんばっているところ、ご本人、ご家族が安心して買い物に来ていただけるような環境を作っていきたい、お困りの際には従業員にお声掛けいただければ、と伝えました。河本は、父母が高齢で自分も認知症について理解ができる世代になってきたとのこと。認知症は身内が大変と訴え、その大変なことをあまり窮屈に考え過ぎないでいてほしいと話しました。

最後に京都国際映画祭の告知として、このあと“よしもと祇園花月”で芸人×人生会議プロジェクト『人生最期に笑う為のネタライブ』が開催されること、そして最終日となる10月20日(日)には、元淳風小学校で『未来言語ワークショップ&アートオーク笑』が行われることを伝え、京都国際映画祭×お笑いステージ『SDGsってなぁに!?~認知症予防について考えよう!~』は終了しました。

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