開催概要京都国際映画祭に向けて

京都国際映画祭実行委員会 名誉実行委員長 中島貞夫

今年も「京都国際映画祭」の季節がやって参りました。
本年は、“日本映画の父”と呼ばれる牧野省三氏の没後九十年に当ります。
我々京都の映画人にとって、いや今や日常的に映像文化を享受する人々にとっても、氏の存在は絶大なものがございます。
そこで例年の多彩なプログラムに加え、氏の功績を実感して戴けるコーナーも御用意させて頂きました。
どうぞ皆様連れ立って映画祭に御参加下さいますようお待ち申しております。
中島貞夫

京都国際映画祭実行委員会 実行委員長中村伊知哉

「映画もアートもその他もぜんぶ」。
千年の文化が息づき、映画・ゲーム・アニメ、ポップカルチャーを創り続ける街。
観光人気ランキングで世界トップを競い続け、文化庁が置かれる都市。
京都を愛するみんながつながって、「ぜんぶ」を楽しみ、創り、発信します。
今年のポスター。あの少年は、半世紀前のぼくです。
大文字山のふもとの銭湯に毎日通っていました。
「ものによるなぁ」「いろいろあるねん」
令和の子も、目を輝かせてくれるよう、いろいろある素敵なものをみなさんと共有できればと存じます。
よろしゅうに!
中村伊知哉

京都市長門川大作

本年は,日本映画の父・牧野(マキノ)省三先生の没後90年に当たる年。日本映画界にとって大きな節目となるこの年に、日本映画誕生の地・京都から、映画をはじめとした「文化」の素晴らしさを広く発信する本祭典が、一層華やかに開催されますことを心から嬉しく思います。
開催に当たり尽力してこられた中島貞夫名誉実行委員長並びに中村伊知哉実行委員長、そしてSDGsをはじめとした、幅広いお取組を展開しておられる吉本興業株式会社など、本映画祭を共に支えてこられた全ての皆様に深く敬意を表します。
年々会場を大きく広げ、文字どおり京都のまちを挙げた映画祭へと発展を遂げてきたこの「京都国際映画祭」。
今回も下京区140周年記念事業との連携など、更にまちと融合した取組となります。多くの市民や観光客の皆様の御参加の下、これまで以上の盛り上がりを見せてくれるものと確信しています。
いよいよ来年には東京オリパラ、その翌年にはワールドマスターズゲームズ関西ジャパン、さらに2025年の大阪・関西万博と、世界中から日本、関西、そして京都への注目が集まる機会が続きます。
本市といたしましては、この機を捉え、文化庁も全面的に移転してくる京都から、日本の文化の素晴らしさを国内外へと一層広く発信していく決意です。
その大きなきっかけとなるこの映画祭。どうぞ皆様の温かい御支援をお願いいたします!
門川大作
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