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京都国際映画祭×お笑いステージ『SDGsってなぁに!?~フードロスを考えよう!~』開催!

2019年10月19日(土) レポート

10月19日(土)、イオンモール京都桂川1階『月の広場』で行われたのが『SDGsってなぁに!?~フードロスを考えよう!~』です。“貧困をなくそう”、“エネルギーをみんなに そしてクリーンに”、“海の豊かさを守ろう”など、17の目標が定められているSDGs(持続可能な開発目標)について、笑いの力でわかりやすく伝えるこのイベント。今回は“フードロス”について学びます。

MCのキクチウソツカナイ。が、ゲストのパンサー、ミキ、令和喜多みなみを呼び込みます。「今日の朝に来て、初めてのステージ」とパンサー・向井。ステージに出るタイミングでパンサー・尾形があたふたしていたという裏話を明かし、笑いを取ります。続いてはミキ・昴生が“京都国際映画祭かけはしブラザーズ”であることを話すと、ミキ・亜生は「お兄ちゃん、今日は重ね着!」と昴生のオシャレさをアピール。すかさず昴生が「うっさいねん!」とツッコミを入れます。令和喜多みなみの2人も「明日も同じ時間、ここなので宿泊施設を……」とボケるなど、芸人たちは会場を盛り上げていきます。

そして、キクチが芸人たちにSDGsを知っているか質問。SDGsとは持続可能な開発目標であること、世界を変えるための17の目標が定められていることが説明され、その中のいくつかの目標が伝えられたあと、最初のクイズがスタート。質問は「17の目標の中の14番目の目標は何の豊かさを守ろうでしょうか?」というもの。キクチが会場に正解を尋ねると、客席にいた3歳の女の子が手を上げます。女の子は好きな芸人を聞かれ「亜生です!」と即答し、ステージで亜生がハグするひと幕も。続いて2階から見ている子どもが挙手すると、尾形がダッシュ。見事に「海!」と答えると会場から拍手が。好きな芸人を聞かれた男の子でしたが、今度は「ミキ!」と返事。それを聞いた昴生も2階へ行き、ごほうびのハグと思いきや、観客の女性とハグ。昴生は正解した男の子にたどり着き「ミキのどっちが好き?」と聞きますが、答えはなんと「亜生!」。会場は笑いに包まれました。


続いてキクチが、吉本興業もSDGsについて様々な取り組みを行っていることをアピール。京都市出身のブラックマヨネーズ、ミキが「じつは、○○○」をコンセプトに、京都市と共同制作した京都市政PR動画について説明します。この動画は『SDGs』と『公共交通利用促進』をPRするもの。まずはミキの動画、続いてブラックマヨネーズの動画が流されました。

ここから、イオン株式会社 環境・社会貢献部 部長 鈴木隆博氏、京都市 環境政策局 循環型社会推進部長 八代康弘氏が登壇。SDGsの12番目の目標にも関連する『フードロス問題』、『プラスチック削減』について、どんな取り組みを行っているかプレゼンしました。八代氏は京都市の家庭のゴミの量が一番多いときには82万トンだったものが、昨年41万トンと半分まで減らすことができたことを説明。そして、ゴミの中身は生ごみが4割、そのなかの4割が手付かず、食べ残しの食品ロスであることなども明かしました。ここで食品ロスについてのクイズが。家庭でできる食品ロス削減として行っている生ごみ3キリ運動の3キリとは、使いキリ、食べキリとあとひとつは何キリという問題です。会場に尋ねると、見事「水キリ」の正解が出ました。ほかにも、この10月から食品の販売期限の延長を行うことを明かし、「見かけられたら環境にいいことをしてるんだと理解していただけたら」とアピールしました。


続いて鈴木氏がイオンの取り組みについて説明します。鈴木氏はグループで出る食品の廃棄物を2025年までに半減するという目標を作っていると話し、どうしても出てしまう食品のゴミも一旦集め、野菜の肥料にリサイクルする、リサイクルループに関しても説明しました。そして京都市といっしょに食品ロスについて考える機会を持ったり、全国の自治体などと取り組みを行っていることにも言及。ここで賞味期限と消費期限の違いについて尋ねられたミキ。昴生が「めちゃくちゃわかってる、でもここで言うことではない」とボケると、会場は笑いに包まれます。そして家庭で余っていたり、使い切れない食材を店頭に持っていけば、必要な方に渡すという取り組み、フードドライブを行っていることも明かしました。それからプラスチック削減について、マイバッグやマイボトルの携帯の励行などについて伝えられたあと、レジ袋の無料配布中止はどこの自治体が始めたかというクイズが出されます。これも会場の子どもが京都市と見事に正解しました。

最後にマイバスケットを紹介。買い物をするときに持っていくとそのまま入れてもらえると説明があると、芸人たちも「いいかも〜!」と絶賛。ミキの2人もマイバスケットを手にします。そしてこのバスケットに京都市限定のシールが貼られていることが説明され、そのデザイナーである京都精華大学デザイン学部 法堂可奈子氏も登壇。都心部と近郊のバランスがいい京都をカラフルに表現したことを伝えました。

最後に「生ごみ3キリ運動」のイメージキャラクター『こごみちゃん』もステージに上がり、記念撮影。イオンモールメンバーズアプリについての紹介も行い、京都国際映画祭×お笑いステージ『SDGsってなぁに!?~フードロスを考えよう!~』は終了しました。

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