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千原せいじ、ブチギレした過去を懺悔!? 「京都国際映画祭2019」開催に意気込み

2019年9月17日(火) レポート

2019年9月17日(火)、『京都国際映画祭2019』の開催概要発表会見が京都祇園花月にて行なわれ、司会の千原せいじ、平野智美(KBS京都アナウンサー)ほか、京都国際映画祭アートプランナーを務めるおかけんた、浜亮太(大日本プロレス)、ザ・ボディガー(フリー)、安納サオリ(アクトレスガールズ)、山村武寛(OWE)、平野早依子(「祇園 美登幸」若女将)らが登場しました。

『京都映画祭』の伝統と志を引き継ぎ、2014年から行なわれてきた本映画祭。
開催6回目を迎える今年は、没後90年を迎える日本映画の父・牧野省三氏を称える企画をはじめ、多様なアート展示を楽しめる予定となっています。

今年の映画祭も内容盛りだくさん!

本映画祭のイメージ映像が流されたあと、せいじは、映画祭が始まる年に一回呼ばれたものの「段取りの悪さにブチギレ」したそうで、それ以来呼ばれていなかったことを告白。京都のイメージについては、祇園の女性は口が堅いと実体験をベースにした(?)トークを聞かせました。

この日の会見には、京都国際映画祭実行委員会名誉実行委員長・中島貞夫、実行委員長・中村伊知哉、総合プロデューサー・奥山和由、京都市副市長・村上圭子、京都府文化スポーツ部副部長・森木隆浩も出席。
村上副市長は、「一人でも多くの方に足を運んでいただき、一つでも多くの作品に触れていただければ」と期待を込め、文化スポーツ部副部長・森木氏は、今年も京都府としていくつものイベントの応援・協力をしていることを伝え「いっしょに盛り上げていきたい」と話しました。
続いて名誉実行委員長の中島氏は「年々、お客さんが増えてくれている、楽しみにしてくれてる人も増えているよう」と笑顔を見せ、古いものから新しいものまで、幅広くご覧いただくことが使命だと思っていると話します。

さらに中村氏は、今年のポスターについて言及。去年の迫力あるものと打って変わって、今年は銭湯に入る親子がデザインになっており、「令和の子どもたちも目を輝かせられるように、皆さんと素敵なものを共有できれば」と力を込めました。

牧野省三氏没後90年のスペシャルプログラムを実施

『映画部門』については、総合プロデューサー・奥山氏が「今回はありとあらゆる牧野省三学習をテーマにしていきたい」と話し、代表作『雄呂血』は現役最高齢の活弁士、井上陽一氏による上映があること、『最古の忠臣蔵』をデジタルマスターで一本につなげた最長版を上映することを説明。

さらに、昨年アクションものを上映した深作欣二監督特集では女性ものを中心に上映すること、草間彌生のドキュメンタリー『草間彌生∞INFINITY』をワールドプレミアで上映することも明かされました。
加えて、今年の京都国際映画祭アンバサダーに女優の浅田美代子が就任したことや、牧野省三氏没後90年ということで、中島貞夫監督の監修による殺陣やちゃんばらの実演など、牧野氏の功績を讃えるスペシャルプログラムが行なわれることも発表されました。

アート部門のテーマは“ありがたやぁ”

『アート部門』については、アートプランナー・おかけんたが『ありがたやぁ』という今年のテーマについて、「ものが溢れている世の中、“ありがたさ”とはなんなのか、そういうものを問いかけるアートの展示を心がけて企画した」と想いを語ります。

今回は大きな2つの企画として『プロレスdeアート』、SAYOKO HIRANO個展『いのちの音』を実施。『プロレスdeアート』から、浜亮太選手、ザ・ボディガー選手、安納サオリ選手、山村武寛選手が、そして連携企画SAYOKO HIRANO個展『いのちの音』より、アーティストで祇園 美登幸 若女将の平野早依子も登壇しました。

そして会見では、京都市出身のブラックマヨネーズ、ミキが出演する京都市政PR動画『じつは,京都市。』が流され、映画祭の各会場で放映されることを発表。さらに10月19日(土)には岡崎公園で京都市政PRステージが実施されることも明かされました。

今年は10月17日(木)~20日(日)の3日間にわたり行なわれる『京都国際映画祭2019』。昨年に引き続き、西本願寺にてレッドカーペット・オープニングセレモニーも開催予定です。内容盛りだくさんな映画祭にぜひ足をお運びください!

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