京の映画
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花折り
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©有限会社 川本プロダクション
作品解説
川本喜八郎の自主製作による人形アニメーション処女作。
モチーフはは京都壬生寺で行われる壬生狂言の「花折」である。
分かりやすく仏教の教えを説くため、他の狂言とは異なり身振り手振りの無言劇(パントマイム)で演じられる。
1963年、海外渡航がままならない時代、川本はチェコのイジー・トルンカを訪ねた。トルンカから「日本には文楽や能のような様式的な演劇の表現があるではないか」というアドバイスを受け、日本の伝統美と川本の人形が出会いを果たした記念碑的作品である。
キャスト
黒柳徹子(声の出演)
監督・作品データ
監督 | 川本喜八郎 |
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脚本 | 川本喜八郎 |
国 | 日本 |
制作年 | 1968 |
コピーライト | ©有限会社 川本プロダクション |